エッジ
FF4に登場した忍者で、エブラーナ国第一王子。
ではなく、今回は優位性という意味でご理解下さい。
お世話になってる、ムナポケの方々が参加される、オンライン演劇祭が近々開催されます(https://679.jp/archives/event/7mintheater)。
普段の、人前で行う公演が出来ない中で、オンラインで演劇をやるという事に興味があり、色々と考えてみた。
①演劇の1番の優位性・エッジは、何より人の目の前で何かをやる、という事にあると思う。その優位性の翼をもがれた状態で、人がエンターテインメントの可能性を、如何にして、どこまで広げられるかが楽しみです。
②物理的に目の前ではないが、画面の向こう側では役者が演劇を行う。なかなか無かった状況の中で、エンターテインメントとしての資源は何なのか。
1)役者
2)脚本
3)カメラワーク
4)カット割り・編集
5)演じる側見ている側とも同じ時間帯を過ごしている
6)zoom
1)、2)については言わずもがなとは思うが、3)、4)についてはなかなか難しいと思う。それには、製作の時間、カメラを複数所有するなど資金的なハードル、生で編集(?)する技術が求められる。
5)に関しては、日本国内という前提だが、唯一の共有している部分じゃなかろうか。脚本に組み込まれる部分だとは思うが、ここをどう使うか。
6)今までに何度かzoomを使ったが、zoom自体にどんな資源があるかを知っていた方がより優位性があると思う。自分はよく知らない。
③似たような既存の媒体として、ニュースやその他情報番組、ニコ生等があるなぁと思った。これらを面白いと思うところは何なのか、そこを掘り下げていくと、(もし自分が参加するなら)面白い試みが出来るのではないかと思う。
という事は、既存の媒体では出来ない、演劇ならではの手法をプラスしないと、いけないのかなぁと思ったりもする。
④もし自分が参加する側としたら、撮影してくれるスタッフさんに協力してもらい、カメラは動きながら芝居を追っていく状況を作りたい。静止した画面では、なかなかに退屈してしまうと思うから、ここで臨場感を出したいなぁ。
②で触れたが、3)ならば、実現可能な範囲では無かろうか。
あと、個人的な趣向で、料理を何かしら作りたい。料理と同時で芝居が進行するって、今まで無かったから、何か面白い物が出来るのではないか、と思う。言うならば、「生」料理の鉄人的な。
この「生」感をどの様に出して、観ている者と共有出来るかが、面白いかそうではないかの分水嶺になると思う。
色々ブツブツ言ったけど、どんな作品達が出来上がるか楽しみです。