その差は

この考え方には、石つぶてを放られるかもなぁ。

先日のニュースで、コロナの患者さんが入院している医療機関に勤めている方の家族に対する差別があると報じていた。

「娘さんが病院に勤めているから、母親のあなたにも出勤を停止してほしい」とか、保育園でも「母親が病院に勤めているから、お子さんも保育園に来ないでほしい」、「病院勤務だからタクシーの乗車拒否された」など。

世の中には差別と区別がある。個人的に思うその差は、根拠・エビデンスがあるかどうかだと思う。感情など不安定なもの由来の住み分けが差別、統計や数値として可視化出来るものが区別だと思う。そして、差別は不要だが区別は必要だと思うです。

所謂、障がい者・健常者という両者の関係も、捉え方によっては捉え方によってはどちらにもなり得る。実際、障がいを抱える人の就職率や年収を見ると、収入だけで生活するのが困難なので、障がい者年金を活用する人がいたとする。年金を受取るには、医師の診断が必要で…、といった具合にある程度の住み分けが必要になる。

これは、社会的弱者である介護職従事者にもある側面で、処遇改善加算という手当をもらって日々の生活の足しにしておるわけで。もちろん、介護職従事者でないと受取れません

。まぁ、生きるためにはカネが必要で、公のところからカネを受取るには、ある程度のカテゴライズも必要、と捉えている。

さて、話は戻って、冒頭の差別問題。

要は、ただただ不安だからといって拒否するのは差別。リスクを数値などで可視化しての対応なら区別になるかと思う。

感情があるのは人間だから仕方がないが、感情だけで物を申すのはいかがなものかと思う。

客観的に状況を捉えて、数値を出し、さらにこの先にどういった事が起こる事が予想されるか。また、予想と違った場合にどこまで対応するか。

もしおいらがこの問題の当事者なら、根拠を先ず訊く。納得出来れば受入れるけど、納得いかなければ根拠を示しなさい、と問うかな。

こんな感じ。

炎上しませんように。